2泊3日 京都旅行 2日目

京都旅行 2日目のアイキャッチ 旅行・レジャー

こんにちは、kikkaです。

1日目は朝からの移動と午後からの観光で程よく疲れ、夜はぐっすりと眠ることができました。

さて、京都旅行2日目です。

旅行好きの方とご一緒させてもらっているので、この日のスケジュールは

すべて彼女にお任せしました。

京都も度々訪れているようで、詳しいと聞いています。

ホテル出発!

朝食も早々に切り上げ、8時過ぎにはホテルを出発しました。

すごい!

普段の私ならこんなに早い時間に観光に出かけることはありません。

出勤中であろう方や通学中であろう学生たちと一緒に電車に乗り込みました。

8時は過ぎていたので、そんなにギュウギュウってこともなかったのですが、

それなりにたくさん乗っていました。

でも、こういう感じも好きなんですよね。

現地の日常に入り込んだ感じ。

さも「いつもの電車に乗ってます」顔で、窓の外の景色を見つめます。

まぁ、バレバレでしょうがw

京都のような観光地にだって、当然ですが日常はあります。

「こういうところで生まれて暮らしているってどういう感じなのかな?」と思いを馳せながら、

電車に揺られて最初の目的地へ。

東福寺

東福寺には約10分ほど電車に乗り、最寄駅からちょっと歩いて着きました。

東福寺の全景の写真臥雲橋という橋を渡り日下門から中へ。

8時台に着いてしまったので、拝観のチケット売り場では「9時までお待ちください」とのことでした。

「じゃ、時間まで拝観料のかからない場所をまず見学してこようか」と、三門や本堂、その周辺を見学。

そろそろ時間かな、とチケット売り場に戻ると「どうぞ~」と。

通天橋の写真通天橋と本坊庭園の2ヶ所分のチケットを買い、まずは通天橋から。

木で組み上げられた橋を渡り奥へと進みます。

橋の両側にはたくさんの木々が生えていて、どうやらそれはモミジのようでした。

この時期には葉が一枚もなく見ることはできませんでしたが、パンフレットには「紅葉と新緑は絶景」と書かれていました。

うーん、見てみたい!

でも、その時期はきっととても混雑していることでしょう。

開山堂の写真橋を渡った先には開山堂があります。

広さはそれほどではありませんでしたが、石や低木で作られた部分と市松模様に均されたお庭はとても素敵でした。

受付まで戻り、今度は本坊庭園へ。

この2ヶ所は入口が違うので「一度出たらもう入れませんよ」的な看板がありました。

方丈に入るとあの有名な枯山水庭園がありました。

方丈をぐるっと囲むように東西南北と4つの庭園があり、それぞれ違った趣のあるお庭になっています。

八相の庭の写真南庭が一番大きく、有名な八相の庭といわれるところです。

もう、ただただ素晴らしかった。

砂利を敷き詰めてそこに砂紋を描こうと思ったのか、敷き詰められた砂利を見て砂紋を描こうと思ったのかは分かりません。

この”枯山水”をはじめに作った方の発想や思いがが、なんとまぁ綺麗な心をお持ちなのでしょう。

私の語彙力の乏しさにあきれるし、なにか言えば言うほど陳腐に感じられるのでこの辺にします。

東福寺は私たちが早かったせいもあって人が少なくゆっくりと見ることができました。

建仁寺

そしてまた電車に乗り込み、次は建仁寺へ。

風神雷神の屏風の写真風神雷神の屏風や双龍図で有名です。

この頃になってくるとだんだんと人が増えてきました。

並んでいたわけではありませんが、写真を撮ったりするにもちょっと待つようになってきました。

入ってすぐに風神雷神図屛風があり、みんなそこでパシャパシャと。

私も撮りたーい!と少し待って人が捌けてからスマホを向けました。

大雄苑の写真廊下がぐるっと一周できるようになっていて、お庭や中庭、襖絵などを見学しました。

こちらにも枯山水があり、みんな縁側に腰を下ろし束の間の休息を楽しんでいました。

そして、渡り廊下を進み法堂へ。

双龍図の写真

 

法堂天井画の双龍図。

2匹の龍が絡み合うように描かれていて、すごい迫力でした。

上記もしましたが、素晴らしいものを見たり聞いたりしたときに陳腐なことしか言えない自分に落ち込みます。

もっとちゃんとした大人にならなきゃなぁ。

ランチ

ここで、11時過ぎたところ。

ちょっと早いけど混む前に「ランチを食べましょう」ということに。

この時間にはもう人、人、人でした。

次に行くところは人気エリアだったため、移動してからでは食事にありつけない!

て、ことで近くにあった小さなお寿司屋さんへ。

ここで食べた蒸し寿司がほんとに美味しくて美味しくて。

蒸し寿司というものを初めて食べたのですが、びっくりするほど美味しかったです。

何回言うんだ。

散策

ランチ後は清水寺方面へ。

清水寺自体は行かなかったのですが、周辺をぶらぶらと。

近くにあるお寺や神社にもちょっとずつ寄りながら、

一念坂、二寧坂、三寧坂あたりをずぃーっとまわってきました。

この清水寺周辺は本当に混んでて、はぐれないように必死に歩くので精一杯でした。

写真も撮れず、観光しているのか人を見に来たのかわからないくらい!

ランチはお寿司屋さんで、あまり長居できなかったので「どこかでコーヒーを飲もう」と

言っていたのですが、どこも混んでいて諦めました。

ただただ歩いただけの散策を終え、次の目的地へ。

二条城

続いて二条城へ。

二条城の屏風の写真ここからはバスに乗りました。

電車も調べましたが、乗り換えの駅で歩くため「ややこしいなぁ」となり、

バスでは乗り換えもなく近くまで行くのでバスにしました。

本当は、このあたりから人酔いしていて疲れ始めていました。

でも、”お連れさん”は元気いっぱいなのでそうも言えず、二条城の中へ。

二条城 二の丸御殿 入口の写真二条城はそれなりに混んではいましたが、チケットも待ち時間なく買えました。

お城ってそんなに興味がなかったのですが、見てみるもんですね。

天井、襖、壁、欄間、どこをとっても豪華で、私のような下々の民には一生かかっても住むことのない場所でした。

「昔々のお殿様はこんなところに住んでいたんだなぁ」などと関心しながら見て回りました。

中は写真禁止で撮れなかったので、興味のある方はぜひ見てきてくださいね。

北野天満宮

ここで4時くらいでした。

北野天満宮の鳥居の写真北野天満宮はこの時期、梅苑のライトアップをやっているとのことでそれを見ようと。

しかし、4時ではまだまだ明るいです。

ここでやっとコーヒーを飲みましょうということに。

朝から歩きまわり、お昼休憩も食べ終わったらすぐに出てきてしまったので、私にとってはハードでした。

知らない観光地をキョロキョロしたり、そしてあの石畳の道が地味に足への負担がかかります。

カフェに入りコーヒーとちょこっと甘いものを。

北野天満宮 御本殿の写真日が沈み始めたころ北野天満宮に向かいました。

5時30分頃のまだ少し明るいうちに、境内の方へ。

立派な鳥居から入り、楼門、三光門、御本殿、そしてその周りをぐるっと見学し終わったころ、あたりも暗くなってきました。

入口付近にあった梅苑まで戻り、チケットを買って中へと入りました。

梅の種類がたくさんあったので、咲く時期がずれるようではあったのですが、ほぼ満開でした。

梅の枝にガラス容器に入れたろうそくが灯されていて、とてもきれいでした。

梅苑のライトアップの写真そして、マスクをしていても感じる梅の香り。

癒されました。

風などで消えたろうそくをひとつひとつ火をつけ直してくれている方々(役職が分かりませんが)に感謝です。

すっかり暗くなった6時30分を過ぎたころ「そろそろ移動しようか」と

京都駅付近までバスと電車を乗り継いで帰ってきました。

夜ごはんを済ませてホテルに帰ってきたのが9時過ぎでした。

この日は朝8時過ぎにホテルを出てから9時過ぎに帰ってくるまで、約13時間。

私はこんな旅行をしたことがなかったので、修行のようでした。

世の中の人はこんなにハードな旅行をしているの?

 

次回、3日目へとつづく!